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海ごみワークショップ
岡山市・上南公民館

岡山市東区・上南公民館、六番川水の公園一帯

主催:岡山市立上南公民館(同市東区君津)

六番川遊水池周辺のごみを拾い集める参加者

講演会と清掃活動 海ごみの実態学ぶ

岡山市立上南公民館の「海ごみワークショップ」は、講演会と清掃活動の2本立てで行われました。清掃には地元住民と上南、旭東中の生徒ら約40人が参加し、六番川水の公園一帯でのごみ回収を通して海ごみの実態を学びました。

参加者は3班に分かれ、六番川遊水池と児島湾沿いにたまったペットボトルや空き缶、食品容器などを網ですくい上げたり、火ばさみで拾ったりし、70リットル入り袋約20個分のごみを回収しました。

上南中2年男子(13)は「身近なごみが想像以上に多かった。ポイ捨てをしないよう呼び掛けたい」、定期的に老人クラブで地元の清掃をしている男性(83)は「若い人たちと一緒に、海に流れ込むごみをなくす意識を広めたい」と話していました。

遊水池の隅にたまったごみの多さに驚きの声が上がった
河川・用水路から流れ込む海ごみの問題を学んだ講演会

清掃前の講演会では、海ごみの調査・研究に携わる元日本福祉大教授の磯部作さんが河川や用水路から海へごみが流出する要因を説明。海ごみ削減策として、ごみ集積所からの流出やポイ捨ての防止、河川の流域全体で行政や企業、住民が一体となって取り組むことを訴えました。

ワークショップは、「倉安川・百間川SDGsプロジェクト」と銘打ち、流域の公民館5館が進める連携事業の一つ。館ごとに清掃活動を実施しており、岡山市立旭東公民館(同西大寺松崎)は、倉安川の歴史と現状をテーマにした講座も10月に開きました。

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